東日本大震災は、未曽有の大災害でした。風化が叫ばれる中、その記憶と復旧の活動記録を残すことは、今後も発生が予想される各種自然災害や都市型災害に対するハード・ソフト両面の防災、減災のため、経験した者の責務と考えます。

 発災の初動期、ここ仙台では後に「仙台方式」と言われる、災害廃棄物(以下「がれき」とも言う)等の分別撤去と細分別・リサイクル、及び九つに編成された部隊の作業が、地元の三団体の強力な連携で行われました。仙台建設業協会、宮城県解体工事業協同組合、そして宮城県産業廃棄物協会仙台支部です。

 三団体は震災の4年後、一層、相互に協力し復旧・復興事業に貢献し、市民の安全・安心を確保するため、協定を締結しました。締結後の活動の一環として、早く、分かり易く、役に立つ情報、特に災害廃棄物の処理に関する情報提供のため、三団体で“せんだい災害協定団”なるものを組織し、Q&A形式の小冊子を作製しました。